土木施工管理技士 2級 2021年試験対応 【過去問 一問一答】 解説付き
~土木施工管理技士試験とは~
土木施工管理技士とは、土木工事を施工する際に主任技術者や管理技術者を請け負うことができる資格です。主任技術者や管理技術者になると施工計画を作成でき、工事中は工程・安全・技術の管理を行うことができることから、現場監督以上の立場になるには必ず必要な資格といえます。
土木施工管理技士は、1級と2級とに分かれています。2級は土木・鋼構造物塗装・薬液注入の3種類に分かれており、合格した工事の主任技術者に就けるほか、工程管理や安全管理が行えます。
1級は、河川・道路・橋梁・港湾・鉄道・上下水道などの土木工事で主任技術者や管理技術者に就くことが可能です。1級の方が難易度は高いため、まずは力試しに2級にチャレンジする方が多い傾向にあります。
本アプリは2級の土木の試験に受ける方を対象としています。鋼構造物塗装・薬液注入を受験する方を対象に作られているわけではないのでご注意ください。
~土木施工管理技士試験の概要~
土木施工管理技士は、誰でも受験できる資格ではありません。受験資格として一定の実務経験が必要です。実務経験の期間は学歴によって変わります。学歴と実務期間は細かく規定されているため、詳しくは一般財団法人全国建設研修センターのサイトをご覧ください。
土木施工管理技士の試験内容は、学科と実地の2科目です。学科は、土木工学、施工管理、法規に分かれており、実地は施工管理のみです。
学科に合格した人のみ、実地試験を受けることができます。
【学科試験】
学科試験はマークシートによる4肢択一式で、合格ラインは40点満点(必須問題19問、選択問題21問)のうち6割以上です。
【実地試験】
実技試験は、記述式で合格ラインは6割以上です。
~土木施工管理技士試験の合格率~
2級土木施工管理技士試験の学科合格率は40%程度、実地合格率は30%程度と少々低いと言えます。
学科試験に関しては、しっかりと勉強をすれば問題ありませんが、実地試験は経験記述などもあり、事前に文章を考えておく必要があります。
しかし、一発合格は決して難しいものではありません。試験に合格するためには、繰り返し過去問を解くことが近道です。本アプリでは実地試験についても例文を載せており、試験の事前対策ができるようになっております。