理容師・美容師免許の国家試験の最大の特徴は、試験実施機関に定められている公益財団法人理容師美容師試験研修センターが実施する筆記試験とともに実技試験があることです。受験するには、理容師養成施設・美容師養成施設における昼間・夜間・通信のいずれかで所定の課程を修得することが必要です。
国家試験は年2回の実施
国家試験は、春期と秋期の年2回開催されます。春期の実施は、おおよそ通常1月下旬~2月上旬に実技試験を、3月上旬に筆記試験が行われます。秋期の実施は、7月下旬~8月上旬に実技試験を、9月上旬に筆記試験が実施されています(実施時期から夏と冬という表記もあります)。
国家試験の内容は?
実技試験は、理容と美容で試験課題が全く異なります。他方、筆記試験の内容は、後述するように理容師国家試験と美容師国家試験において重なる受験科目がほとんどです。それは、理容師と美容師の業務内容の違いを要因とした基礎的技術の相違に加え、理容と美容の歴史的な展開も大きく影響しているといえるでしょう
筆記試験の内容は?
筆記試験は、「理容師法施行規則等の一部を改正する省令(平成29年3月31日、厚生労働省令第39号)」により、第41回試験から、「新制度による筆記試験実施要領」による必修学科7課目を5分野に括られ、全体で以下の表に示す55問が出題されました。第41回の新試験を受験する人から運営管理と文化論が学科試験科目に新しく加わりました。またこれまでの過去問題は、公益財団法人理容師美容師試験研修センターのホームページ上に第24回から第41回実施の全問が公開されており試験対策の参考になります。